日本橋クリーニングプロジェクト参加

このプロジェクトは11月始めからスタートしていて、下流側の橋の側壁と欄干は既に完了しています。作業用の囲いも撤去されているので、白く綺麗になってるのが歩道からも良くわかります。一カ所だけ汚れを落としていない場所があります。昔、焼夷弾が当たったときの油分が染みこんでるとの事。歴を語る貴重な記録なんですね。

作業に使われてるのが、業務用温水高圧洗浄機HDS13/15Sです。真下の川からくみ上げて、約80度の温水にして洗浄しています。

実際に作業している様子です。今回、この作業体験ができるかなと期待していましたが、ダメでした。対象物が重要文化財なので、作業はスペシャリストだけです。残念。。。でも、この洗浄ホースは実際に噴射する体験ができました。レバーを握った瞬間はググッと反動がきますが、ノズルから50センチ先では、ほとんど圧力がかからないという優れものです。

橋の汚れは、この高圧洗浄と、パウダー洗浄の両方を使って行われています。パウダーの成分は、炭酸カルシウムでした。

今回、お世話になったケルヒャー・ジャパン広報の鈴木さんと、実演と説明をして下さった、トルステン・モーヴェスさんです。

来年2月には全ての囲いが外れて、綺麗な日本橋が見られますよ。