日本ではあまり知られていませんが、アメリカでガーデンチェアといえばこのアディロンダックチェアが有名。少し広めの庭やバルコニーがある家で、よく使われている代表的なスタイルです。
このチェアが誕生したのが1900年代初めごろ、ニューヨーク郊外のアディロンダック山地。ここに別荘を持つ男性が家族とくつろぐために、個人的にデザインしたコテージ用のチェアが原型とされています。それが人目に留まり、やがて全国へと広まってガーデンチェアのスタンダードとして定着したようです。
低くて後傾した着座姿勢、体を包み込むように丸みをつけた背もたれと座面は、ゆったりくつろぐリラクゼーションチェアとしては最適です。なによりこのデザインを平らな木の組み合わせで実現しているところが驚きであり、木工作品としての面白さでしょう。
アディロンダックチェアは普及するのにともなってたくさんのデザインが派生し、プラスチック素材で量産されるまでになっていますが、雰囲気まで楽しむのなら原型に近い木製に限ります。自作するのに難しい技法や特殊な工具は必要ありませんが、曲線のベースになる各パーツの成形には気を使いたいところです。完成時の座り心地を想像して、各工程を楽しみながらじっくり作ってみてはいかがでしょうか

背もたれと座面の曲線が特徴的で、全体のフォルムはとても優雅。見た目通りに座り心地も優しいリラックスチェアです。

メインフレームを作る


フレームを組み立てる



背板を取り付ける


座板を取り付ける


ひじ掛けを付けて完成




























































































